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一般社団法人アーツスプレッド 〜Life with music〜

アーツ室内オーケストラ銀座定期演奏会Ⅲ

『俊英』Conductor 熊倉 優  Début!

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日時:2015年3月7日(土)
開場:13:30 開演14:00
入場料:6,000円
場所:銀座ヤマハホール
【出演】
◆指揮:熊倉 優  
Conductor:Masaru Kumakura
◆ピアノ:三谷 温  
Piano : On Mitani
◆ヴァイオリン:小林 美恵
Violin : Mie Kobayashi
◆アーツ室内オーケストラ

【プログラム】
グリーグ/2つの悲しい旋律 Op. 34 より 「過ぎし春」
E. Grieg : Two Elegiac Melodies, Op. 34 II. The Last Spring
バルトーク/ディヴェルティメントSz. 113
‪B. Bartók : Divertimento, Sz.113‬‬‬
‬‬‬‬フィンジ/ピアノと弦楽のための「エクローグ」Op.10
‪G. Finzi : “Eclogue” for Piano and Strings, Op. 10‬‬
‬‬‬‬ドヴォルザーク/弦楽セレナーデ ホ長調 Op. 22
‪A. Dvořák : Serenade for Strings in E minor, Op. 22‬‬‬‬‬‬‬‬


プレイガイド:
チケットぴあ(http://t.pia.jp) Pコード:253317
お問い合わせ:(社)アーツスプレッド contact@mit-on.com

主催:(社)アーツスプレッド(http://mit-on.com)
共催:ヤマハ銀座店
協賛:(株)ソナーレ、(株)千代田テクノル


交錯するインスピレーション、浮かびあがるヨーロッパの色彩

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 「アーツ室内オーケストラ」シリーズは、国際的に活躍するピアニストで、昭和音楽大学准教授の三谷温を音楽監督とし、2012年にスタート。超一流の出演者と充実したプログラムは、発足当時より大きな注目を集めている。  氏の率いる団体「アーツスプレッド」は、時代の流れを汲んだ斬新な音楽活動を展開。そのコンセプトは、国際的な音楽事情に着眼しながら、日本社会における「音楽家」のミッションとは何かを問いかけるものである。  フランスなどでも常にスローガンとされているのは「クラシック音楽の民主化」。これはいわば聴衆と演奏家双方の幸せを大切にする、夢と現実の豊かな共存であろう。このような欧米の傾向に注目し、「アーツスプレッド」は極上の演奏家を中心に、幅広い層をターゲットとして活発に働きかけている。演奏会はもとより、国内外でのセミナー、教育活動、アウトリーチなど、そのグローバルなアクションは我が国でも最先端の存在と言っても過言ではないだろう。  その高水準を象徴するのが「銀座シリーズ」。今回の第三回公演では、ヨーロッパの民族色に彩られた絵巻物のような美しい世界が繰り広げられる。ノルウェーの透明な空気を運んでくるグリーグ、そして一転、バルトークが踊るような躍動感で原色の渦に引き込む。知る人ぞ知る名作曲家、フィンジはのどかな安らぎの中にも英国らしくノーブルな表情を見せ、最後のドヴォルザークは燦燦と明るく、時にさすらい甘美なノスタルジーを香らせる。叙情と物語性にあふれる名曲のセレクトは、春を告げるにふさわしい。   今回デビューを飾るのは新星、熊倉優。正統派の明晰さの中に、熱気溢れるスタイリッシュな指揮を披露する。世界を魅了する小林美恵のダイナミックで洗練された音色、そして三谷温の奏でる端麗で深みのある響きとあいまって、どのように共鳴するか。そのエネルギーとエモーションの交錯は、早春の冷気漂う銀座の午後をドラマチックに塗り替えることであろう。               
                        船越清佳(ピアニスト・音楽ライター)